シン・マコ
2022.01.30 (更新日:2022.06.27)

沖縄警察署包囲騒動から来る警察に対する違和感

 
 

警察は市民に平等ですか?

まるでアメリカのBLMの様な光景が日本においても見られた。

27日未明に沖縄市内において発生した事故について、少し違和感を覚えたので雑記にしたいと思います。
事実が不明瞭の為、憶測では事件の中身については書きませんのでご了承ください。

騒動の発端

今回の騒動の発端はSNSへの投稿から始まったようです。

その内容を端的に表すと
「バイクに乗っていた男子高校生が、警察官に警棒で殴られて大けがをした」
という投稿を見て、警察署に100人以上の若者が集まったというもの。

まるでアメリカのBLMの様な光景が日本においても見られた。

正直な話、該当の高校生の素性がどういうもので、警察に対してどういう行動を取ったのかわからない以上、この件に関しては何も語るべきではないと思います。
高校生が悪かった場合、取り返しのつかない事態を招きます。
逆に警察に非があったとして、警察側が非を認めることはあり得るのでしょうか?
深夜に高校生がバイクに乗ってれば当然補導の対象です。
これは沖縄県の青少年保護育成条例を確認すれば済みます。

沖縄県青少年保護育成条例(改正後)

    第3章 青少年育成を阻害する行為の規制
    (深夜外出の制限)
    第9条 保護者は、正当な理由がある場合のほか、深夜(午後10時から翌日の午前4時までをいう。
    以下同じ。)に青少年のみで外出させないように努めなければならない。
    2 何人も、正当な理由がなく、保護者の委託を受けず、又はその承諾を得ないで、深夜に青少年を連れ出し、同伴し、又はとどめてはならない。
    3 何人も、深夜に外出している青少年に対しては、その保護及び善導に努めなければならない。ただし、青少年が保護者から深夜外出の承諾を得ていることが明らかである場合は、この限りでない。

警察も人間ですから、身を守る為に警棒くらいは使うでしょう。
深夜徘徊をする所謂「不良」が、ナイフを持ってる可能性だってあるわけですから、警棒で身を守るくらいのことはしないとただのサンドバッグです。

私は決して警察側を擁護してるわけではなく、かといって高校生を擁護してるわけでもないです。
事実が分からない以上、どちらの立場にも立てません。
ただなんとなくわかっていることは、高校生が深夜徘徊をして警察を挑発した。
警察が補導をするため、何らかの行為に出たときに事故が起きた
その時に警棒で目のあたりを殴ったのか、バイクに乗ってた高校生が転倒したときに負傷したのか
この事実がはっきりしていない以上、無関係者の外野が論じる話ではないです。

私が感じた違和感

ただ、一つ警察に対して違和感があります。
私は職業上、防犯の為に警察を呼んで対応をして頂く事があります。
東京にしろ沖縄にしろ地域に差はなく、警察はとても真面目に話を聞いてくれて対応してくれます。
ある時駐車場に酔っ払いがいて、注意し退去を要請したところ、逆ギレして絡まれたときに警察に対応して頂きました。
しかし家族か代行を呼ぶことなく、その酔っ払いの車をわざわざ警察が運転して自宅に送り届けたのを見ました。

高校生の補導は民事なのか刑事なのかはわかりませんが、まあ、どちらにせよ警察は対大人となると対応が変わるのかなと。
いくら不良高校生がバイクで挑発したからとて、いきなり警棒では殴らないと思います。
もし殴っていたのならもうアメリカですよねこの国。アメリカ世。

結論

話を結論付けますが、大人に対してはあれぐらい真面目に対応できる警察が、何故、不良高校生に対してはこうも荒っぽい対応になるのかというのが私が感じた違和感です。
そうならざるを得ない現場の雰囲気というか、高校生に舐められてついつい腹が立ったというか、そういうのがあるのかも知れません。
いずれにせよ、不当な行いをした者に対しては、大人・高校生問わず平等に対処して頂きたい。
私は未だにあの時の酔っ払いが許せないので、違和感を感じざるを得ませんでした。

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