先に結論を書きます。 行政書士試験の模試は、1社だけに絞らず、複数の予備校で受けておくのがいいと私は思っています。ただし、全部の模試を同じ熱量で復習すると時間が足りなくなります。LECの横溝先生のブログにあった「メインの予備校を1つ決める」「サブの模試は素材として使う」という考え方に、私も賛成です。私自身、模試1回の復習に6時間かけてしまう受験生だったからです。
この記事は、2025年9月10日に公開した動画をもとにしています。本試験(2025年11月)の約2か月前で、私は4回目の受験生でした(結果として、この年の試験に記述抜き144点・記述38点で合格しています)。この回では、LECの横溝先生のブログ(2025年9月9日の投稿「本試験まで残り61日 複数社の模試を受ける時の注意点」)を読みながら、自分の模試の受け方を話しました。
なぜ複数社の模試を受けるのか

ブログに書かれていた理由は、はっきりしていました。模試は、あくまで模試です。予備校で模試を作っている人が、本試験の問題を作るわけではありません。だからこそ、いろいろな予備校の模試を受けて、特定の予備校の出題の癖に寄りすぎないようにしておく。言いかえると、自分の立ち位置をニュートラルに戻すために複数社を受ける、という趣旨でした。
私もこの考え方で、2025年はLEC・アガルートアカデミー・伊藤塾の3社の模試を申し込みました。
ブログにあった2つの注意点

複数社を受けるときに気をつけることとして、ブログでは次の2つが挙げられていました。
- メインの予備校を決めておく。 メインに決めた予備校の模試は、復習までしっかりやる
- サブの予備校の模試は「素材化」する。 記述式と多肢選択式はメインの模試と同じ場所にまとめておく。基礎知識は何が出されているかを確認する。法令科目は、時間がなければ飛ばしてよい
時間がない中で、全部の模試の全部の問題をきっちり振り返っていたら回らなくなる、というのがその理由です。
私は模試1回の復習に6時間かけていました

これを読んで、自分のことだと思いました。私は、模試を1回受けると、その復習に6時間かかってしまう受験生でした。模試で3時間、復習で6時間。これを毎回やると、働きながらの受験生にとっては、3日分ぐらいの勉強時間がそれだけで消えます。
複数社を受けるなら、全部を同じ重さで扱わない。メインだけをしっかり復習して、サブは使うところだけ使う。そう割り切らないと、模試を受けること自体が目的になってしまいます。
私の場合=メインがLEC、サブがアガルートと伊藤塾

私のメインはLECです。LECの模試は、到達度確認模試・公開模試・ファイナル模試までで5回あり、私は模試パック(7回)で申し込んでいました。サブは、アガルートアカデミーと伊藤塾です。動画を撮った9月上旬の時点でアガルートは受け終えていて、伊藤塾がまだ残っていました。
市販の模試も2冊やりました。合格革命のものと、LECのものです。TACの「あてる」はやっていません。
そして、模試はこれ以上増やさないと決めました。模試はやりすぎても仕方がありません。それよりも、いま回している過去問集(ウォーク問)や、LECの「56点アップ道場」を、もっとしっかり見ていかないと間に合わない。当時の私は、そう感じていました。
まとめ
- 行政書士試験の模試は、複数の予備校で受けておくのがいい。特定の予備校の出題の癖に寄りすぎないため
- メインの予備校を1つ決めて、その模試は復習までしっかりやる
- サブの模試は「素材」として使う。記述式・多肢選択式をまとめる、基礎知識の出題を確認する、法令科目は時間がなければ飛ばす(ここまではLECの横溝先生のブログにあった考え方)
- 私は模試1回の復習に6時間かかっていた。全部を同じ重さで復習すると、3日分ぐらいの勉強時間が消える
- 私はメインがLEC(模試パック7回)、サブがアガルートアカデミーと伊藤塾。市販の模試は2冊
- 模試は増やしすぎず、いま回している過去問集と講座の時間を優先した
よくある質問
Q. 模試は1社だけ受ければ十分ですか? A. 私は複数の予備校で受けるのがいいと思っています。1社だけだと、その予備校の出題の癖に慣れすぎてしまうからです。
Q. サブの予備校の模試も、メインと同じように全部復習すべきですか? A. 私はそこまではしませんでした。記述式と多肢選択式をまとめる、基礎知識の出題を確認する、法令科目は時間がなければ飛ばす、という使い方で十分だと思います。
Q. 模試はたくさん受けたほうがいいですか? A. 私は、LECの模試パック7回と、サブの2社、市販の2冊までにして、それ以上は増やしませんでした。過去問集と講座を回す時間のほうを優先したかったからです。
