先に結論を書きます。 宅建で36点前後まで来ているなら、あと100時間くらいの勉強で、合格ラインを大幅に超えられるレベルというのが私の感覚です。優先順位は、権利関係が苦手ならそこを今から重点的に、宅建業法はひたすら過去問と暗記物を詰める。予備校に通うかどうかは、実力ではなくお金の面で決めていいと思っています。
今回は番外編で、宅建編です。2024年12月に、視聴者の方からいただいたコメントに答える形で話しました。内容は、2023年度・2024年度と2年続けて36点で、来年で3回目の受験になるというもの。定年を控えた年齢で宅建士を目指していて、2025年度のリベンジに向けてLECの宅建講座を受けるか、独学で行くか悩んでいる、という相談でした。私も独断と偏見で話しているだけなので、参考のひとつとして読んでください。
「あと100時間」で届くと思う理由

36点という点数を聞いて、私はまず「もうあとちょっと」だと思いました。基礎はもう固まっていると思っていいレベルだと思います。あとどれくらいやればいいのかという話になりますが、私の感覚だと、あと100時間くらいで受かると思います。 もう少し勉強すれば、合格ラインを大幅に超えられるぐらいのところまで来ていると思います。
何を勉強すればいいかは、権利関係・宅建業法・法令上の制限のどこが苦手かで変わってきます。そこの内訳がはっきりしないと細かいアドバイスはできないのですが、大きく分けると次の2つです。
権利関係が苦手なら、今が伸びしろ

権利関係が得意で宅建業法や法令上の制限が苦手、というパターンもあれば、その逆もあります。もし権利関係がまだ取れていないのであれば、今からそこを重点的に勉強すれば大化けします。 民法を中心にした権利関係は、伸びしろが大きい分野だと思っています。
宅建業法はひたすら過去問と暗記物

宅建業法に関しては、私はひたすら過去問だと思っています。過去問と、あとは重要事項説明書の細かい部分など、暗記物をこつこつ詰めていく。この勉強を続ければ、36点まで来ている方なら十分受かると思います。もうそれくらいのレベルには来ているはずです。
独学かLECか、迷ったらお金で決めていい

今回のご相談では、LECの宅建講座を受講するか、独学で行くか悩んでいるとのことでした。私からの答えとしては、今後行政書士も目指していくのであれば、LECの講座に申し込んだ方がいいのかな、とは思います。ただ、お金がかかります。お金の面で厳しいということであれば、独学でも十分受かると思います。
私が使った教材と模試
私自身の経験則をお話しすると、私が使ったのは出る順シリーズです。LECのウォーク問(過去問題集)を買って、テキストを買って、あとはLECの模試講座、模試パックを受けました。ほかにも、過去問から今年出そうな予想論点をまとめた、模試形式の市販教材も使いました。
LECの模試パックと、宮崎先生の模試は鉄板だと思っています。絶対やった方がいい。あとは0円模試シリーズも、絶対やった方がいいと思います。これで40点以上が安定して取れるようになったら、「今年は受かる」と確信していいレベルだと思います。模試の点数は関係ないという意見も聞きますが、私は関係あると思っています。少なくとも自分に関してはそうでした。
ただ、これは私の意見に偏っている自覚があります。1人の意見だけを参考にしてまた落ちてしまったら申し訳ないので、必ずいろんな人のアドバイスを参考にして、自分の信じる選択を選んでください。
もうひとつだけ。行政書士も目指していく方には、行政書士試験の民法はとても勉強になるとお伝えしたいです。相談をいただいたのは12月でしたから、翌年の4月くらいまでは行政書士の勉強、特に民法をしてもいいのではないかと思っています。
まとめ
- 36点前後まで来ているなら、あと100時間くらいで合格ラインを大幅に超えられると思う
- 権利関係が苦手ならそこを今から重点的に。宅建業法はひたすら過去問と暗記物
- LECを受講するか独学かは、実力よりお金の面で決めていい。行政書士も目指すならLECを勧めたい
- 自分はLECの出る順シリーズ・ウォーク問・模試パックを使った。市販の予想問題集も使った
- LECの模試パックと宮崎先生の模試、0円模試シリーズは絶対やった方がいい
- 40点以上安定して取れたら「今年は受かる」と確信していいレベル
- 1人の意見に偏らず、いろんな人のアドバイスを参考にして自分の選択を選んでほしい
よくある質問
Q. 36点だと、あとどれくらい勉強すれば合格ラインに届きますか? A. 私の感覚では、あと100時間くらいで合格ラインを大幅に超えられると思います。
Q. 独学とLEC、どちらがいいですか? A. 実力の話というより、お金の面で決めていいと思います。今後行政書士も目指すならLECを勧めますが、お金が厳しければ独学でも十分いけます。
Q. 模試の点数は本当に合否に関係ありますか? A. 私は関係あると思っています。40点以上が安定して取れるようになったら、「今年は受かる」と確信していいレベルだと考えています。
