宅建の模試の点数が、29点くらいのところからしばらく上がらない時期がありました。結局、何年か受験することになった私が、そのときに考えるようになったのが、インプットとアウトプットの使い分けです。
「テキストを読む=インプット」「過去問を解く=アウトプット」という分け方は、実はあまり意味がないと思っています。大事なのは教材の種類ではなく、時間の割合です。宅建ならインプット1割・アウトプット9割くらいの意識でちょうどいいと思っています。
「テキスト=インプット」「過去問=アウトプット」ではない

よく、テキストを読むことがインプットで、過去問を解くことがアウトプットだと言われます。でも、私はこの区別自体にあまり意味がないと思っています。
テキストを使っていても、インプットとアウトプットの両方ができますし、過去問を使っていても同じです。模試を解いている時間そのものは完全にアウトプットですが、解き終えたあとに解説を読む時間は、もうインプットになっています。
つまり、教材の種類でインプットかアウトプットかが決まるわけではなく、そのとき自分が何をしているかで決まるということです。
テキストでもアウトプットはできる、過去問でもインプットはできる

具体的に言うと、こんなイメージです。
| やっていること | どちらか |
|---|---|
| 解説動画を見ながら、過去問の答えの部分でいったん止めて、自分で答えを考える | アウトプット |
| 動画を見終わったあとに、どんな内容だったかを紙に書き出す | アウトプット |
| 過去問を解いたあとに、横の解説を読む | インプット |
| そこから気になった周辺知識を調べる | インプット |
教材を「読むもの」「解くもの」で固定してしまわずに、同じ教材でも使い方次第でインプットにもアウトプットにもなる、というのが私の考えです。
割合はインプット1割・アウトプット9割

使い分けよりも大事だと思っているのが、インプットとアウトプットの時間の割合です。
私は宅建の場合、インプットに必要な時間は目安として50時間くらい、アウトプットはその9倍、450時間くらいはかけたほうがいいと思っています。合わせると、だいたい500時間を9対1の割合で考えるイメージです。
それくらいアウトプットは重要で、アウトプットをすることで実力は伸びていくと思っています。
記憶と理解は車の両輪

意識してほしいのは、記憶の定着です。よく「記憶と理解は車の両輪」と言われますが、これは本当にそのとおりだと思っています。
理解することで記憶が定着しますし、記憶することで次の理解につながっていきます。そして、この記憶と理解を進めていくのが、アウトプットです。
インプットだけで終わらせず、時折インプットを交えながらアウトプットを繰り返していく。このやり方が分かっている人は、宅建に合格しやすいと感じています。
テキストも動画も過去問も、使い方次第
初学者の方は、テキストを読むことがインプット、過去問を解くことがアウトプットだと思ってしまいがちです。でも、実はそうではありません。
テキストを使ってアウトプットすることもできますし、過去問を使ってインプットすることもできます。リベンジ組の方は、このあたりを感覚的に理解している方が多いと感じます。
教材の種類にとらわれず、今、自分はインプットしているのか、アウトプットしているのかを意識しながら勉強を進めてみてください。
この話を動画で見る
もとにした動画:「【宅建一発合格】インプットとアウトプットのバランス術を公開」(YouTube・2025年1月10日)。
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