予備試験の勉強を始めると、教材の選び方で迷う人は多いと思います。講義を聞くのか、基本書を読むのか。YouTube を見ていると、言っていることが正反対の先生が出てきます。
私は2人の先生の話を聞き比べて、実は同じことを言っている、と受け取りました。2025年12月の時点で、私がどう決めたかを書きます。
机の上に置くのは4冊だけ

私が使っているのは、BEXA の吉野先生の「王道基礎講座」です。講義を中心にした講座です。
吉野先生がよく言うのは、最初の1〜2年は、机の上に次の4つ以外を置くな、ということです。
| 机の上に置くもの | 中身 |
|---|---|
| 王道基礎講座のテキスト | 講義で使う |
| 短文事例問題 | 論文の練習 |
| 短答式の問題集 | 短答の練習 |
| 六法 | 条文 |
基本書は、最初は読まなくていい。講義を聞いて、問題を解いて、復習を回す。それだけに集中する、という考え方です。
講義に反対している先生もいる
一方で、インプットの講義に反対している先生もいます。講義を聞くのではなく、基本書を読め、という考え方です。
一見すると、吉野先生とまったく逆です。講義のスペシャリストと、講義反対派。受験生としては、どっちを信じればいいのか、と悩むところです。
2人とも「どちらか一つにしろ」と言っていた

でも、よく聞くと、行き着くところは同じでした。
- 基本書をやるなら、講義は捨てろ
- 講義をやるなら、基本書は捨てろ
- 両方やるのは、時間の無駄だ
どちらの先生も、「どっちか一つにしよう」と言っている。社会人の受験生が時間が足りなくなるのは、両方をやってしまうから。私はそう受け取りました。
2人とも、とても熱い方です。だからこそ、言い方が正反対に聞こえる。でも、言っている中身は一緒だと思っています。
私は講義を選んだ
私は、吉野先生の講座をメインにすると決めました。理由は二つです。
- 講座の講義を全部見ても、私が1年で勉強に使える時間(約1,200時間)に収まる計算だった
- 2年8か月で受かるとは思っていない。だから講義を見る時間は無駄だと思わない
講義を見る時間そのものは無駄ではありません。無駄になるのは、講義を見ながら、基本書まで読んでしまうことです。だから、短答に受かるまでは、この講座を「母艦」にして進めます。基本書を開くのは、短答に受かってからにします。
ほかの先生の動画も、考え方を真似するために見ています。大事なことが言葉にされている動画は、印刷して、勉強中にいつでも目に入るところに置いています。初心者の私には、文字になっているほうが分かりやすいからです。
例外は1冊だけ
正直に書くと、例外が1冊あります。憲法の基本書(芦部信喜先生の『憲法』)だけは、時間があれば読み進めたいと思っています。
これはあくまでサブです。メインは講座の4冊。時間があるときだけ開く、という位置づけです。両方を同じ重さでやらない、という線は守るつもりです。
講座には期限がある
もう一つ、教材を一つに絞るときに気にしていることがあります。私の講座は、講義の動画を見られる期限が2027年2月までです。延長するには、追加でおよそ15万円のオプションが要ります。
教材を一つに絞るということは、その教材にお金と時間を賭けるということです。期限が切れる前に延長の費用を用意しないといけないので、そのお金も貯めていくつもりです。
講義派か、基本書派か。どちらが正しいかではなく、どちらか一つに決めて、決めたほうをやり切る。2025年12月の時点で、私が決めたことです。
この話を動画で見る
もとにした動画:「予備試験今のところこういう計画です」(YouTube・2025年12月2日)。教材と講座の値段・期限は、2025年12月の時点のものです。
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