先に受かっていく人を見るのがしんどい|比べる相手は、去年の自分でいい

夕方のベンチで、スマートフォンに映るお祝いの画面を複雑な表情で見る男性

X(旧Twitter)で、記述抜き200点以上を取っている人を見る。2問しか間違えていないのか。商法・会社法も満点なのか。

先に受かっていく人を見てしんどくなるのは、あなただけではありません。私もめちゃくちゃありました。行政書士試験だけでなく、宅建のときもです。この嫉妬は消えません。だから気合で消そうとせず、比べる相手を「去年の自分」に変え、見てしまう環境のほうを変えるのがいいと思っています。

あまり褒められた話ではありません。でも、そう思ってしまうのは仕方がないことだと思うので、書いておきます。

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嫉妬は、相手ではなく自分に返ってきます

鏡に映る、うなだれた自分を見つめる男性

嫉妬のしんどいところは、相手に向けているようで、全部自分に返ってくることです。

「この人すごいな、独学一発合格か」で終わってくれればいいのに、終わらない。「じゃあ自分は何をしているんだろう」と、こっちに返ってきます。

そしていちばんきついのが、そこから「自分には適性がないのかな」という結論に行ってしまうことです。

比べる相手を、ずっと間違えていました

人の足跡ではなく、自分の道を選ぶ

今なら分かります。私は、比べる相手を間違えていました。

同じ試験を受けているというだけで、そういう人と同じ場所に立っている気になっていました。

でも、違うんです。短期でスパッと受かっていく人は、努力の塊です。学習の習慣が小さいころから身についている。ポストに出てくるのはだいたい結果だけで、その背景の努力は見えません。だから面食らいます。

それに、可処分時間は人それぞれ違います。 環境も、勉強できる時間帯も違う。同じ試験を受けているだけで、同じ条件で走っているわけではありません。

じゃあ誰と比べるのか。去年の自分でいいと思います。去年の自分なら、可処分時間も、環境も、頭の中身も、条件が完全に同じです。

私もずっと後ろのほうを走っていて、前の人を何とか追い抜こうとしている段階でした。

受かった側に回っても、大して変わりませんでした

位が上がっても、いつもの依頼に向かう狩人

その後、私は受かりました。今は行政書士の仕事をしていて、「受かった側」になりました。

受かった側から言うと、残念ながら受かっても大して変わりません。 何度も動画で話していますが、8月の行政書士としての売上は3件で21,100円です。その月にいちばん時間を使った案件は、まだ1円にもなっていません。

資格は、受かったあとに何もしなければ、何もしていないのと同じだと思っています。受かった時点で終わりではなく、そこからまた別のことで焦り始めます。私は今でも、会社勤めの方を羨ましく思うことがあります。収入があるからです。その反面、毎日誰かの指示のもとで動くのは、それはそれでつらそうにも見えます。

先に行った人も、きっとその先で、別のことに焦っているんだと思います。

嫉妬は消えない。だから環境で対処します

スマートフォンのアプリを削除しようとしている手元と、開いた問題集

最後に。嫉妬は消えないと思います。 私は消えませんでした。消そうとすると、かえってもっと見に行ってしまいます。

気合で「見ないようにする」のは、たぶん無理です。根性では対策できないので、環境を変えるほうがいいと思っています。

  • アプリを消しておく。通知を切っておく。
  • それでも見てしまったら、そのまま間違えたところを1問やる。 1問でいい。それで1問分、去年の自分より前に出られます。
  • それでもモヤモヤするなら、自分に課しているルールを一回外す。 私はダイエット中ですが、3時のおやつにカップラーメンを食べるくらいでいいと思っています。お腹がいっぱいになれば、嫉妬はだいたいどこかへ行きます。

結局これは、自分の話です。自分との戦いです。比べるのは、去年の自分だけでいいと思います。

この話を動画で見る

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もとにした動画:「先に受かっていく人を見るのがしんどい|行政書士受験と嫉妬」(YouTube)。

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