宅建に何度落ちても、来年の作戦は立て直せる|29点が3回続いた私が41点で受かったやり方

教官と、作戦を立て直す狩人

2022年の宅建は、自己採点で35点でした。その年の合格点は36点。1点足りませんでした。

しかも、見直しの時間に宅建業法の2問の答えを書き換えていて、書き換える前のほうが正解でした。そのままにしていれば37点で受かっていた計算です。合格点の発表の日はひどく落ち込み、翌朝まで引きずりました。

それでも翌年、41点で合格できました。2026年の試験(10月18日)を終えて、来年もう一度受けると決めた人に向けて、私がやめたことと続けたことを書きます。あくまで一人の経験談なので、合わないと思ったところは読み飛ばしてください。

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受かるまでの点数を、全部並べる

受付係が並べた4枚の記録(3枚は色あせ、1枚に金の封)

私は工業高校の出身で、宅建を初めて受けるまで、受験勉強をほとんどしたことがありませんでした。

年勉強時間(だいたい)私の点数その年の合格点
2012年70時間29点33点
2013年0時間17点33点
2020年120時間29点38点(10月の試験)
2021年250時間29点34点
2022年200時間35点36点
2023年100時間41点36点

2014年は申し込みだけして受けに行かず、その後も何年か受けていません。2022年までに使った時間は、合わせて640時間ほどです。いちばん長く時間をかけた2021年が29点で、時間の割に点が伸びない年が続きました。

やめたこと

最後の年に結果が出たのは、勉強のやり方を増やしたからではなく、合わないものを捨てたからだと思っています。

  • 問題集を音読して録音し、聞き流す方法。2021年は1冊まるごと自分の声で吹き込みましたが、その年も29点でした。覚え方として合う人もいるので、私には合わなかった、という話です
  • iPadでの勉強。開いて、パスコードを入れて、アプリを開いて、どこまでやったか探す。この手間で勉強が億劫になりました。紙の本にインデックスを貼るほうが、すぐ目的のページに戻れます
  • 見る解説動画を増やすこと。宅建の解説はいちばん分かりやすかった1人に絞り、ほかは見ないようにしました
  • 年度別の過去問を何年分も解くこと。2022年に22年分を解きましたが、私には効きませんでした

続けたこと(教材と模試で約3万円)

食材屋の女将から、ささやかな買い物の包みを受け取る

最後の年に使ったのは、LECの市販本と、LECの模試と、無料の模試だけです。

使ったもの使い方
LECの合格テキスト(3冊)1回だけ通して読み、あとは過去問で問われた所だけ読む
LECのウォーク問(3冊)1回転させ、間違えた問題に付箋を貼る
LECの直前模試のパック(全6回)2023年の値段で1万4,000円。日付を先に決めて解いた
過去問から選んだ模試(6回分)6回とも40点前後を取れた
無料の模試LECの0円模試と、個数問題の多い別の模試

いちばん効いたのは、間違えた所にだけ付箋を貼り、付箋の所だけをくり返すことでした。正解できた問題は、何回解いても正解できます。間違えた所だけに絞ると、分厚い問題集が薄い問題集になります。

どの模試でも40点前後が取れるようになった時点で、受かる自信がつきました。

来年の点数の割り振り

よく「宅建業法は20点満点を狙え」と言われますが、私は少し違う考えです。個数問題やひっかけ問題が多い年は、満点が崩れやすいからです。

  1. 宅建業法は満点を目指しても、18点は必ず守る
  2. 権利関係(民法など)で11点を取る
  3. 法令上の制限と税・その他は、分野別の過去問を解説まで含めて100%正解できるようにする

2023年の試験は宅建業法で満点を取れませんでしたが、権利関係で11点を取れたので41点になりました。民法は、行政書士試験の勉強でくり返し解いていたことが大きかったと思います。

11月から7月まで、何をするか

試験が終わった今から申し込み(7月)までは、時間があります。私ならこう使います。

  1. 今から、民法を1日30分〜1時間ずつ進める。行政書士など、民法を使う資格を考えているなら、その問題を解くのも役に立ちます
  2. 時間に余裕があれば、FP2級で税金の分野を固める。私は2023年1月に取りました(試験の受け方は当時から変わっているので、日程は試験団体のサイトで確かめてください)
  3. 7月の申し込みから、宅建業法と法令上の制限に入る
  4. 7月〜9月と、本試験前の2週間が勝負。模試で40点に届かないうちは、趣味やSNSを止めて時間を回す

民法で何度も読み返す所は、テキストの該当ページを開き、閉じてから白い紙に要件と効果を書き出すと残りやすくなります。疲れる方法なので、量は少しずつで十分です。

落ち込んでいる間は、無理に机に向かわなくていいと思います。私は朝に10分ほど散歩しただけで、気持ちが戻りました(10月に急にやる気が消えたときの話でも書いています)。

この話を動画で見る

もとにした動画:「【番外宅建編】宅建に複数回受験してやっと合格した私が、来年のリベンジ組に向けて効率的に合格する方法をお伝えします」(YouTube・2023年11月30日)と「【宅建リベンジ】不合格からの逆転合格戦略!来年必ず合格するための勉強法&計画」(YouTube・2024年11月26日)。

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